SD研修会:第1回人材育成ビジョン作成ワークショップを実施しました(2016/6/9)

 本学のFD・SD委員会ではこれまでの自己点検・評価活動を通じて、今年度の活動テーマを「人材育成ビジョンの作成」としています。FD・SD活動を通して目指すべき教職員像を個人として明確化し、組織の人材育成方針についても検討・共有し、教職員のベクトルを合わせていくことで、職員の計画的な人材育成を目ざしています。

 その一環として、平成28年6月9日(木)に第1回人材育成ビジョン作成ワークショップを実施しました。これは愛媛大学が実施しているSD(スタッフ・ディベロップメント)コーディネーター養成講座を受講した教職員が実践者となり、自大学の課題解決へ取り組む実践型のSDを目指すものです。今回は受講者である看護学部 夏原和美教授・事務局参事 南部直気さんのほか、同じく受講者である 秋田県立大学 本荘キャンパス教務チーム シニアスタッフの阿部高士さんを講師・ファシリテーターに招聘して実施しました。

 はじめにFD・SD委員会委員長の南部直気さんより、この研修会の開催目的と意義と目的が説明されました。ワークショップでは「人材育成ビジョンが必要とされる背景」について理解し、少子高齢化による人口減少が急速にすすむ秋田県の状況や、SD義務化の背景ともなっている社会的な変化を受け、大学運営の在り方についての一層の高度化をはかるために、教職員ひとりひとりの強みを認識し、多くの教職員の能力・技能を活かし、方向性を合わせるビジョンを共有する必要性の理解を確認しました。

 第2回は8月に実施の予定です。
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