看護学部で大規模体験学習を実施しました。(2016.10.14)

2016-10-14

2016年10月14日、看護学部2年生の在宅看護方法論の授業の一環で、大規模体験学習を実施しました。本年度で3回目の実施となりますが、地域でご活躍の企業の皆様よりさらなるご協力を賜り、さらに充実した内容で実施することが出来ました。
本演習に関する学生の目的として、「在宅看護論の既習内容をふまえ、在宅で使用されている最新鋭の衛生材料・福祉用具・医療機器に実際に触れて体験し、求められるケアなどについて考える機会とする。」としています。
学生はこれまでの既習内容をいかし、在宅で求められる知識と技術、そして多職種連携の視点で、それぞれの分野のプロフェッショナルのスタッフの方々より、多くの学びを得られ、10月下旬から開始される基礎看護学実習Ⅱに向けて、あらためて手洗いやおむつ交換等の基本的な内容について、考え直す機会にもなりました。

内容:
1.講義 152 講義室 10:40~11:40 褥瘡とスキンケアの講義(花王学術研究部様)
2.演習 体育館   12:50~16:40
1)最新鋭おむつ・ポリマー体験・通気性実験/手洗い体験/スキンケア体験(花王メディカルグループ様)
2)最新鋭人工呼吸器・HOT(在宅酸素療法)(フリップス・レスピロニクス様)
3)最新鋭福祉用具(車椅子・昇降機等)(かんきょう様)
4)最新鋭コミュニケーション機器(コミュニケーション機器・伝の心)(ライフサポート様・日立ケーイーシステムズ様)

在宅看護論・公衆衛生看護学分野では、今後の地域包括ケアシステムの構築に向け、より多様な学習様式を取り入れ、学生の学びがより促進されるように、講義・演習を実施してまいります。本演習の実施に関し、各企業の皆様に多大なるご支援をいただきました。ありがとうございました。
(文責:公衆衛生看護学 准教授 南部 泰士)