公開講座「3.11を忘れない。」を開催しました(3/15)

公開講座
平成26年3月15日(土)に秋田市中通のカレッジプラザにおいて、日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学の平成25年度公開講座を、日本赤十字社秋田県支部と秋田赤十字病院の共催で開催し、一般市民や医療・福祉関係者、高校生など約130人が参加しました。今回は未曾有の被害をもたらした東日本大震災から3年を経過するこの時期に合わせ「3.11を忘れない。~東日本大震災時の石巻赤十字病院の対応を教訓に。~」と題して、本学看護学部の実習施設でもある石巻赤十字病院副院長兼看護部長 金愛子先生の講演と、震災後に石巻赤十字病院において院外支援活動を経験した3人の教員による体験発表を行いました。講演で金先生は、宮城県沖地震を想定したさまざまな準備や大規模災害訓練を実施していたこと、震災2日前にも大きな揺れがあったことなど、様々な要素が奏功したと話しをされました。中でも「これが3.11ではなく4.11だったら、入職して間もない新人スタッフも多い中で、果たして同じように対応ができただろうか」というお話は、石巻赤十字病院を預かる看護部門のトップとして、いかに日常の備えや教育訓練の上に、確かな看護や医療活動が行われているかということを、改めて認識させられる体験談でした。
公開講座IMG_1079

IMG_1081IMG_1083

IMG_1085IMG_1089

公開講座「3.11 を忘れない。」を開催します(3/15)