「学生の身を守る研修会」を開催しました(2016.6/16,20)

20160620police
 6月16日(木)と6月20日(月)の2回にわたり、本学の近くにある秋田東警察署より5名の警察官をお迎えして、「学生の身を守る研修会」を開催しました。これは若い女子学生の比率の高い本学で、学生たちが日常に潜む様々なリスクやトラブルに巻き込まれることなく、安全で快活な学生生活を送れるように、対応策や基本的な護身術を身につけ、自分の身を自分で守れることを目的に、介護福祉学科の1~2年生と看護学科の1年生が参加しました。
 初めに女性警察官から、屋内での性犯罪対策・盗難予防対策・独り暮らしの基本的な暮らし方・駅や繁華街での盗撮対策・電車内での痴漢対策・ひったくり予防など、屋内外での防犯対策などについて、スライドを使った講話を伺いました。
 次にケータイやスマホ・インターネットなど、日ごろ便利に使っているものであっても、使い方によっては予期しない犯罪被害に遭ったり、あるいは犯罪行為になってしまう危険性について、デートDVやリベンジポルノなど最近の具体的な事例を交えてお話しいただきました。
 最後に学生たちはそれぞれ2人一組になって、男性警察官から、不審者から触られたり抱きつかれたりした場合に、自分の身を守るための護身術を実際に体験しながら教わりました。
 参加した学生たちからは「SNSは便利に使っているが、同時に危険なものだとわかった。」「スマホやイヤホンの“ながら歩き”はやめようと思った。」「護身術は知らなかったので、自分の身を守れるように役立てたい。」「リベンジポルノなど、特に気をつけたいと思った。」「特殊詐欺には気をつけようと思った。」など多くの感想があり、大変満足度が高かった様子でした。本学では学生の皆さんが自分で危険から身を守る力を高めてもらうために、今後も継続的に実施していこうと考えています。