看護学部 養護教諭養成課程(一種免許状)の開設について

 2018(平成30)年度の入学生より、看護学部の卒業と同時に「養護教諭一種免許状」を取得できる教育課程を開設します(文部科学省へ申請中)。東北の私立看護系大学では唯一の課程となります。

 養護教諭とは学校教育法で規定されている「養護をつかさどる」(学校教育法第37条)教育職員であり、小・中・高の学校教育現場で心身の健康管理・保健教育を担当する、専門知識を備えた教員です。一般には「保健室の先生」といわれています。

 これまでも本学では、看護学部卒業後に「保健師免許」を取得し、都道府県の教育委員会において、必要な申請手続きを取ることで「養護教諭二種免許状」の取得が可能となっております。
 これからは卒業と同時に「看護師国家試験受験資格」とあわせて「養護教諭一種免許状」が取得できるようになりますので、卒業年度に教員採用試験の受験が可能となり、学生の進路選択の幅がいっそう広がることが期待されます。

2018(平成30)年度の入学生からの資格取得
2018年度からの資格取得
 なお、保健師免許取得後の「養護教諭二種免許状」取得方法については変わりありません。(教育職員免許法施行規則第66条の6に定める単位を修得した場合に限ります。)

【追記】 平成30年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験では、養護教諭の受験資格において、「平成30年2月実施予定の保健師国家試験に合格し同年4月上旬に養護教諭の二種免許状を取得見込の者を含みます。」とありますので、本学看護学部で保健師国家試験受験資格を取得する場合は、当該試験の受験が可能です。詳しくは、平成30年度 秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験 案内をご覧ください。