[FD・SD]SD講演会「高等教育の将来像について」を開催しました(2018/11/1)

 11月1日(木)13時30分より、本学301講義室において、大正大学 理事長特別補佐・質保証推進室長の上杉道世先生をお招きして、「高等教育の将来像について」と題してSD講演会を開催しました。上杉先生は本年3月まで、本学を運営する学校法人日本赤十字学園の理事を務められ、現在は理事長の委嘱により法人内に設置された、少子高齢化の進む秋田県において持続可能な本学の在り方を検討する将来構想検討会議の座長を務めていただいております。本学のSD研修会に上杉先生をお迎えするのは、2015年10月に続いて2度目となります。

[FD・SD]SD研修会「事務職員の高度化の実現と大学ガバナンス改革の推進」を開催しました

大正大学 上杉道世先生

 昨年3月6日の中央教育審議会総会において文部科学大臣より、「我が国の高等教育の将来構想について」とした諮問が行われ、「第4次産業革命」の進展や、本格的な人口減少社会の到来など経済社会の大きな変化の中で、高等教育機関が求められる役割を真に果たすことができるよう、概ね2040年頃の社会を見据えた、これからの時代の高等教育の将来構想について、総合的な検討が要請されました。これを受けて中央教育審議会では、大学分科会の下に設置された将来構想部会を中心に審議が進められ、本年10月5日(金)に開催された中央教育審議会総会において「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申(案))」が大筋了承されました。
 この答申は2018年に生まれた子供たちが大学を卒業する、2040年という22年先を見据えて、そこから逆算的に考え、必要な提言を行うもので、「2040年の展望と高等学校が目指すべき姿」「教育研究体制」「18歳人口の減少を踏まえた高等教育機関の規模や地域配置」「今後の検討課題」などで構成されています。最終答申に向けた最終的な議論の参考とするため、10月26日まで意見募集が実施されていました。  

 上杉先生は集まった教職員を前に、「1.今日の私立大学を取り巻く状況の変化と課題」「2.大学改革のポイント」「3.大学業務の基礎知識」「4.これから求められる大学改革」「5.これからの大学経営」の5点について講演され、これからの時代に小規模大学だけで生き残るのは困難であることは間違いなく、およそ3,000人以上の学生数をひとつのまとまりにする前提で、大学間の連携統合を進めて行く必要があることを述べられました。特に「5.これからの大学経営」については次の7条件を強調され、熱のこもった60分間の講演でした。

  1. これからの大学経営
  2. 大学マネジメントのポイント
  3. 理事長・学長のリーダーシップの発揮
  4. 全学的政策立案が重要
  5. 改革にはトップダウンとボトムアップが必要
  6. 危機の克服と大学の社会的責任
  7. ステークホルダーと良好な関係を築く