FD・SD研修会:「ルーブリックを活用して学習成果を可視化する」を開催しました(2020.2.13.)

 2月13日(木)午後4時から、京都橘大学教育開発支援センター・現代ビジネス学部講師の西野毅朗先生をお招きして、FD・SD研修会「ルーブリックを活用して学習成果を可視化する」を開催しました。 ルーブリックの活用に関する知見の獲得は、授業改善を目的とするFDの要素だけでなく、大学の目指す教職員像への到達水準を可視化したり、入学者選抜にかかる多面的・総合的評価を改善するなど、SDの要素も含まれるため、本学では今回すべての教職員を対象とした「FD・SD研修会」として開催しました。

 本学で開催するルーブリックの研修会は2度目で、今回はルーブリックを新しく作ることだけでなく、既に活用しているルーブリックをブラッシュアップして、より良いものに改善していくところにも力点を置いて実施していただきました。この研修会では、ルーブリックの作り方・使い方、メリット・デメリット、ペアワークまで盛りだくさんの2時間でしたが、ときおり笑いの起こる楽しい研修会となりました。

ルーブリックを活用して学習成果を可視化する

 参加者のアンケートからは、 「ルーブリックの具体的な作成方法と活用方法が理解できた。 」「漠然としたルーブリックの姿が見えてきた。大学の形に合わせたルーブリック作成に挑戦してみたい。」「看護学部のある大学の先生で、例示などがイメージしやすく大変わかりやすかった。」 「自己のルーブリックの改善点が明確になった。」「評価基準を無理やりつくらなくてもよいということが学べた。」「研修会に参加するまでは、ルーブリックの作成は困難で取りかかりにくいと感じていたが、まずは自由に作成してブラッシュアップしていけば良いことを実感できた。」「教員の学生に対する評価と学生が納得できるかたちで提示できると、教員と学生の間の信頼関係も深まり、学習の観点からも目標の設定に役立つと思った。」 「ルーブリックを自己の能力開発に使ってみたい。」 など、たいへん好評であったことがうかがえました。