FD研修会「統計学の基本」を開催しました(2020.10.29)

 2020年10月29日(木)、秋田県立大学システム科学技術学部教授の木村 寛(きむらゆたか)先生(本学看護学部非常勤講師)をお迎えして、FD研修会『統計学の基本』を開催しました。

データサイエンスFD

 政府が昨年策定した「AI戦略 2019」(令和元年6月 統合イノベーション戦略推進会議決定)では、令和7(2025) 年を目標年として、デジタル社会の基礎知識(いわゆる「読み・書き・そろばん」的な素養)である「数理・データサイエンス・AI」に関する知識・技能、新たな社会の在り方や製品・サービスをデザインするために必要な基礎力など、持続可能な社会の創り手として必要な力を全ての国民が育み、社会のあらゆる分野で人材が活躍することを目指すことが大目標として掲げられました。

 大学では『文理を問わず、全ての大学・高専生(約 50 万人卒/年)が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得』することや、『文理を問わず、一定規模の大学・高専生(約 25 万人卒/年)が、自らの専門分野への数理・データサイエンス・AIの応用基礎力を習得』することが必須とされました。

 大学のカリキュラムとして、初級レベルを学ぶことが必須化されることは、すべての大学教員に『数理・データサイエンス・AIと社会とのつながりについて教えることができる』ことが求められており、そのような教員を養成する研修会として、本学では「数理・データサイエンスFD」の「体系的・段階的・継続的な実施」を目指して、シリーズ化して全4回で実施することにしています。