文部科学省「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」に選定されました

日本赤十字秋田看護大学はこのたび、文部科学省「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業(令和3年度補正)」に選定されました。

この事業は、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、臨地での実習時間の逓減(代替措置による実施)が恒常的となり、医療人材養成課程における教育の質の低下が懸念される中、デジタルトランスフォーメーション(DX)等の手法を活用することにより従来の実習では獲得できなかった能力を修得させる教育プランを構築し、即戦力となり得る実践的な知識を身に付けた医療人材養成を行うことを目的とされています。

看護系大学においては、CADや3Dプリンタ等を活用したデジタル医療教育用のDX機器や、臨床実習に際しての能力を高めるシミュレータなどの機器等を整備・活用し、従来の実習を通じて学生が修得する能力はもとより、従来の実習等では獲得できなかった能力を修得させる教育プランを開発・実施する取り組みに対して支援されます。今回は全国の看護系大学223大学から申請され、138大学が選定されました。

本学ではこの事業において、看護基礎教育を取り巻く社会状況の変化の中で、柔軟性ある教育方法の選択と学びの質の担保するためDXを活用し、また、基礎教育機関での学習支援に留まらず、臨床現場において医療・看護・福祉の提供を支える専門職として活躍できる人材育成にも寄与することを目指します。

本事業の詳細については、下記をご参照ください。

さくら