2/4 第二回特別講演を実施しました


本学教務委員会では本年度第二回特別講演として、第27次南極地域観測隊越冬隊(1986年~87年)に参加され、昭和基地周辺域の露岩上の生態系調査を行われた、秋田大学教育文化学部教授 井上正鉄先生をお招きして、『秋田生まれの白瀬矗と南極の自然』というテーマでご講演いただきました。
白瀬矗は、現在の秋田県にかほ市金浦で生まれ、11歳の頃に寺子屋の先生から「北極」の話を聞いて探検家を志し、幾度の苦難を克服して南極探検を果たし、大きな学術的な成果を持ち帰ったこと、またその功績によって、第2次世界大戦後の敗戦国である日本が南極観測に参加できたことの意義などについてお話をいただき、学生たちの関心も高く、活発な質問も出されました。