FD・SD研修会:「教職協働の実現をめざして」「SDの必要性と職員に必要な能力」を開催しました(2014.11.20 秦敬治先生)

秦敬治先生

 平成26年11月20日(木)16時15分より『教職協働の実現をめざして~そのための事例とコツ~』と題し、追手門学院大学より秦敬治副学長を本学へお迎えして、教職協働について考えるFD/SD研修会を実施しました。今回は公開研修会として本学のほか、秋田大学・秋田県立大学・青森中央学院大学・青森中央短期大学・弘前医療福祉大学の各大学より参加の教職員を迎えて、実りある時間を過ごしました。

 はじめに本学FD・SD委員会の南部直気委員より、この研修会の開催目的と意義と目的が説明されました。研修会では「なぜ教職協働が必要なのか」について、秦先生の前任校である愛媛大学における教職協働、愛媛大学職員人事・人材育成ビジョン策定、SPOD(四国地区大学教職員能力開発ネットワーク)におけるSDプログラム構築での教職協働を事例に説明され、教職協働のコツ、教職協働実現のために職員には何が必要か、教職協働の実現のための大学の対応など、これからSD義務化の時代を迎える中で、教員と職員がそれぞれの強みを引き出せるような組織や制度をつくることの重要性が話されました。

秦敬治先生
また、この研修会にさきがけて14時より、本学の事務局・図書館に所属する専任事務職員18名を対象に『SDの必要性と職員に必要な能力』と題しSD研修会が行われました。なぜSDが必要なのか、これからの大学職員が取り組むべき方策、大学人ジェネラリストとしての能力の必要性、職員は単なる「事務」ではなく報酬を得ているプロフェッショナルであること、多くの大学において通用する高度な業務力や専門的思考力を獲得することの大切さなどが説明されました。

本学では今後も「教職協働」へ向けた取り組みと「FD・SD活動」を継続してまいります。
(FD・SD委員会)

平成26年度第5回全学FD・SD研修会を開催します(11/20)