本学職員が秋田大学SD研修会に参加しました(2015/1/28)

 2015年1月28日(水)に秋田大学で行われた『平成26年度SD研修会~グローバル化に対応する英語力育成~』に本学事務局職員の小松啓太さん・南部直気さんが参加しました。この研修は秋田大学が学務系事務職員の資質向上を図ることを目的に開催したものですが、県内他大学職員にも参加を呼びかけられたことから、本学が重要テーマとして掲げるFD・SD活動の積極的な推進の一環として参加したものです。
ケーススタディ「留学生との窓口対応」に英語による対応の仕方を学習する本学の学務課職員(プライバシー保護のため画像を一部加工)初めに主催者側より、秋田大学におけるグローバル化に対する基本方針の説明と、高等教育機関におけるグローバル化を担う人材育成の必要性などの説明、続いて「基本英会話講座」として外国人学生に対する基本的なコミュニケーションの知識と心構え、よく使われる会話内容などが説明されました。休憩をはさんで後半は、大学の学務系窓口での「よくある会話」を題材に参加者が小グループに分かれて「留学生の質問に対して英語で窓口対応をする」というケーススタディを行いました。最後に秋田大学が英語学習支援のために設置している「ALL ROOMS」の学生スタッフより施設の紹介と学習方法「ディクテーション」「シャドウイング」の説明ののち、全員で体験しました。
本学には外国人留学生は在籍していないため、日ごろ窓口対応における英語の必要性を感じる機会は少ないものの、毎年の夏休みには学生たちにオーストラリアへの語学研修プログラムを実施し、また看護学部の授業科目として「海外看護演習」を設けています。本学も今後グローバル化を担う人材育成に取り組んで行く必要性と、SD活動の継続的な実施の重要性を再認識した良い経験でした。お世話になった秋田大学の皆さまへ、この場を借りてお礼申し上げます。(FD・SD委員会)