学校法人日本赤十字学園では、株式会社日赤振興会 様のご厚意により〝受配者指定寄付金〟をいただき、全国6箇所の看護大学における実習環境の充実、および防災対策強化のために役立たせていただいております。
日本赤十字秋田看護大学・短期大学では、災害の多発化・激甚化に対応した赤十字関連の教育研究や、防災教育の普及啓発を充実させることを重点事業に位置付けております。今回はその事業の一環として、非常食の整備を行いました。この非常食は非常時の備えの他に、消費期限が迫った非常食については、9月に実施される災害救護訓練で活用するなどし、実際の災害現場を想定した訓練を実施しており、これまでもよりよい教育効果をあげております。
また、今年度改正されたカリキュラムにおいて新設された「フィジカルアセスメントⅡ」では、口腔・咽頭のアセスメントに関する演習を感染症拡大防止の観点から安全に実施するため、口腔ケアモデル2台を整備させていただきました。この教材の整備により、口腔ケア技術にかかる教育効果の更なる向上が期待されます。
これからも本学では「生きるを支える」看護・介護福祉人材の教育に、全力を挙げて取り組んでまいりますので、引き続き皆さまの暖かなご支援を賜りますよう、よろしくお願いします。
記
- 寄付者 株式会社日赤振興会 様
- 寄付金額 ①非常食セット180セット:1,320,000円 ➁口腔ケアモデル2台:320,000円
- 実施事業 ①非常食の備蓄 ➁口腔ケア技術にかかる教育効果の向上
- 事業内容 ①非常食セット ➁株式会社京都科学 口腔ケアモデルアドバンスド(2台)
- 設置場所 ①体育館 ➁標本室
①非常食セット(1セット:1人3日分)
➁口腔ケアモデル アドバンスド