FD研修会「大学で教える人のためのルーブリック評価入門」を開催しました(2016.11.10 佐藤浩章先生)

日本赤十字秋田看護大学/短期大学 2016年度第8回FD・SD研修会

【テーマ】
「大学で教える人のためのルーブリック評価入門」

 2016年度第8回FD・SD研修会を、11月10日(木)16:00~18:00に152講義室において開催しました。今回は大阪大学 全学教育推進機構 教育学習支援部准教授の佐藤浩章先生をお迎えして、「大学で教える人のためのルーブリック評価入門~ブレない、時短、公平な評価をするために~」と題したご講演とワークを実施しました。研修の参加者は、看護大学教員33名、短期大学教員6名、事務職員6名、他大学教職員7名、合計52名でした。

 はじめにFD・SD委員会委員長の南部直気参事より、この研修会の開催目的と意義と目的が説明されました。今回の研修では、ルーブリックとは何かという基礎的なところから、さまざまな種類のルーブリックの紹介、なぜルーブリックを使うのかという意義と、教員以外でも様々なケースに応用できるということ、使用上の留意点等についてもご説明いただきました。その上で、教職員それぞれが時間内に、自らの授業や諸活動で活用できるルーブリックを実際に作成するワークを行いました。 佐藤浩章先生  受講した教職員からは、「ルーブリックの作り方から活用の仕方まで学ぶことができて良かった。 」「実施可能な内容であった。ぜひ作成し、次年度の授業で活用したい。」「ペアワークに加えて、質問タイムがあったことが良かった。既にルーブリックを使っているが、よりよいものにすることができる気がする。」「レポート評価に有効であると思う。活用したい。可視化できるので、ブラッシュアップしてより評価基準が明確なものになった。」「自分が作成する課題に対してすぐ使える内容だった。今後十分に活用していきたい。」「ルーブリックについては、インターネットで情報を収集して学習するくらいだったが、講義としてしっかりと話しが聞けたのはよかった。」「どちらかというと講義で役に立つツールかと思っていたが、学生支援施策の改善にも役立つとわかり嬉しかった。」「ルーブリックの活用方法など大変参考になった。」など、非常に有意義な研修会であったことがうかがえました。