学生の皆さんへ ~夏休み期間中の感染拡大を防ぐために~(7月21日)

学生の皆さんへ

~夏休み期間中の感染拡大を防ぐために~

 まもなく夏休みを迎えるにあたり、本学学生の皆さんは帰省やレジャーでの遠出などを心待ちにしていることと思います。しかし、新型コロナウイルス感染者数は大幅に増加しており、首都圏では緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が発せられるなど、秋田県を含め全国的に感染拡大に歯止めがかからない状況です。


 感染防止に関する本学の方針は6月14日付けで示しているところですが、このような状況を踏まえ、秋以降の円滑な授業の実施や看護・介護実習に対してコロナ禍の影響が及ぶのを防ぐため、本学危機対策本部では、以下の◎に示す通り、皆さんに夏休み期間中のご協力を改めてお願いすることといたしました。

  • 今回、看護学部の皆さんが受けたワクチンの優先接種は、あくまでも医療供給体制の確保が目的であり、皆さんが元の生活様式に戻ることを意味するものではありません。
  • 医療従事者以外の接種完了にはまだ多くの時間を要す一方、秋田県内ではクラスター発生に伴う感染が拡大しており、また、より感染力が強いデルタ株への感染も増加しています。
  • 上記の事実を皆さん一人ひとりが改めて認識し、引き続き感染予防対策を徹底してください。
  • 各人の正しい認識と行動によって、医療従事者に対する偏見と誹謗中傷を招かないように努めましょう。
夏休み期間中は、緊急事態宣言が発せられている地域※1、および、まん延防止等重点措置が適用されている地域※2 への往来については、真にやむを得ない場合※3 を除いて行わない。特に夏休みを利用した秋田県外への帰省は厳に慎む。

やむを得ず移動した場合は、登校・実習開始の2週間前までに秋田県に戻り、自費でPCR検査を受けたうえで、その結果を学務課まで速やかに報告してください。

 ※1 7月12日現在、東京都及び沖縄県
 ※2 7月12日現在、大阪府、埼玉県、千葉県、神奈川県
 ※3 就職試験、各種資格試験等

上記 ※1 ※2 地域以外への往来についても、夏休み期間中は可能な限り自粛する。
やむを得ず往来する場合は、訪問先での外出や会食を避け、感染予防対策の徹底に最大限の注意をはらう。

やむを得ず移動した場合は、登校・実習開始の2週間前までに秋田県に戻り、自費でPCR検査を受けたうえで、その結果を学務課まで速やかに報告してください。

夏休み期間中は、たとえ秋田県内であっても不要不急の外出を控え、また、秋田県外からの来訪者やふだん会っていない人との接触を避ける。特に、秋田県外の保護者・家族へは、夏休み期間中の来県を控えるように伝え、やむを得ない事情で来県する場合も、外食などは行わない。

お盆をはさむ数週間は人流が増大するため、感染リスクがいっそう高まることを十分に意識し、改めて基本的な感染防止対策(三密回避、手指消毒、マスク着用等)を徹底し、人込みを避け、大声での会話や複数での外食を慎むなど、常に適切な行動を心がける。

秋田県内外を問わず、大勢が集まる飲食を伴う会合(クラス会や同期会)などへの参加は控える。
 なお、夏休み期間中の過ごし方や体調管理等に少しでも不安を感じたときは、自分一人で抱え込まず、必ず学生支援アドバイザーや保健室、身近な教職員等に相談をしてください。

日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学
危機対策本部長/学長 原 玲子