令和4(2022)年 学長より新年のご挨拶

原玲子学長
学長  原  玲子

 新年明けましておめでとうございます。

 旧年中は格別の御厚情を賜り、誠にありがとうございました。皆さまの御健康と御多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、本年も日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学に、変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症は、ピーク時に比べて国内では落ち着いたとは言え、今もなお感染の収束を見通すことができず、世界中で多くの人々が生存の危機と生活の困難に直面しています。皆さまに心からお見舞い申し上げ、医療分野をはじめ各関係分野で懸命なご努力を続けておられる方々に敬意を表し、感謝申し上げます。

 さらに海外においては、新型コロナウイルスの新たな変異株である「オミクロン株」による感染が拡大しており、国内でも感染経路不明の市中感染が報告されました。現在のところ近隣では、大きな感染は確認されていませんが、感染拡大を防ぐためには三密の回避など、これまで行ってきた感染対策を引き続き実践することが重要です。皆さまにおかれましても、一人ひとりの基本的な感染対策のさらなる徹底を、改めてお願いしたいと存じます。

 また報道のとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済的に困窮する学生等を支援するため、政府による「学生等の学びを継続するための緊急給付金」が創設されました。支援の対象となる要件や支援額等、制度の具体的内容等については、文部科学省 のホームページに掲載されています。これまで対象外であった学生でも支援の対象になる場合がありますので、「申請の手引き(学生・生徒用)」を良くお読みになり、希望する学生が自ら遅滞なく手続きが行われることを、切に希望しております。

 日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学では、これからも、すべての学生たちがこの大学で学んで良かったと思える学び舎にするために、学生支援の取り組みを続けてまいります。 そのためには皆さまのご支援と教職員のたゆまぬ努力無くしては、継続が困難な時代であります。現下の厳しい経済情勢のもと大変恐縮ではございますが、本学の取り組みについてご理解をいただき、皆様の暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 令和4年1月1日

日本赤十字秋田看護大学 
日本赤十字秋田短期大学 
  学長  原  玲子

儀礼簡略化のお知らせ
日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学では、昨今のSDGsやデジタル化の潮流を踏まえ、本年より年賀状の送付を控えさせていただくことといたしました。本学の取り組みにご理解いただき、今後とも変わらぬお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。

儀礼簡略化のお知らせ

 

日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学へのご寄付のお願い