秋田県との包括連携協定を締結しました。

 令和6年7月8日(月)、秋田県との包括連携協定を締結しました。

 本協定は、先にお知らせしました本学の名称変更に伴う各種取り組みの一環として、秋田県が策定した新秋田元気創造プランに掲げる「安心で質の高い医療の提供-医療を支える人材の育成・確保」に資するため看護師・保健師・助産師の育成や県内定着に向けた活動をより一層深化させ、また、同プランの「高齢者と障害者の暮らしを支える体制の強化-介護・福祉人材の確保・育成」に資するため本学から輩出する介護福祉士の育成や県内定着はもとより、すでに施設等で働く介護職員の資質向上に向けた活動を行政と連携を深めながら、地域貢献に努めていくことを目的としたものです。

 具体的には、①看護学生の実習機会の充実、②現役看護師・保健師等の育成支援、③コロナウイルス等新規感染症の拡大など緊急時における支援体制の整備、④介護福祉士育成への取組の強化、⑤介護福祉施設職員の資質向上への協力の5 項目を基本として連携していくものです。

 この協定の締結により、介護福祉士の不足など地域社会の抱える医療福祉に関する多様な課題の解決に向けて相互に協力しながら、人的・知的資源の交流と活用を図り、多様な要請に応えながら大学の知の向上を目指していくと同時に、これらによって得られた教育・研究の成果を社会に還元し、地域への貢献を果たして参ります。