毎年恒例の防災避難訓練を実施しました(9/26)

9月26日(木)毎年恒例の防災避難訓練を実施しました。授業中に緊急地震速報が入り、続いて強い揺れが発生、4階の機械室から出火したという想定で、通報連絡班、消火班、避難誘導班、安全防護班、救護班の各教職員が学内の学生や関係業者らを避難場所の校庭まで誘導、人数確認と報告をしました。学生たちは訓練開始の放送が流れると、慌てることなく係員の誘導に従い冷静に避難しました。
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避難終了後は全員で校庭に整列、安藤広子学長より、災害時においては避難誘導を行う側に立つ、看護師・介護福祉士としての心がまえが話されました。本学を所管する秋田南消防署の方からは、たとえ避難訓練であっても、もっと緊張感を持って行動して欲しいとの講評がありました。
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引き続いて消防の方に用意していただいた「煙体験テント」を、学生の代表が3人ずつに分かれて体験しました。これはテント内に人体に無害な煙を発生させ、火災時における煙の怖さと避難方法を体験するもので、周囲の全く見えない煙の中では、方向感覚も失ってしまう恐ろしさを体験しました。
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最後に消火器を用いた消火訓練が実施され、学生の代表が消火器操作を体験しました。ほとんどの学生は無事に消し止めましたが、中には初期消火に失敗する学生もあり、消防の方より「背丈よりも高く、天井まで炎が上がったら、もう初期消火するのは諦めて、ただちに避難してください」と説明を受けました。学生たちは今回の避難訓練を通じて、改めて火災の恐ろしさを実感していました。