修士課程の研究内容(修了生論文タイトル)

◆◆ 令和元(2019)年度 特別研究(修士論文) ◆◆

  • 義母と同居する働く母親の子育てにおける意思決定過程
    -母親が感じた子育てに関する考えの違いに焦点を当てて-
  • 看護師の更年期症状に影響する職場のストレス要因の検討
    ~A県の二次救急医療施設に勤務する女性看護師に焦点を当てて~
  • 産後の母乳分泌過程における母乳や乳頭・乳輪周辺の匂い強度の変化
  • 助産ケアが母親の育児へ与える影響-助産所出産を経験した母親の面接より-
  • 母親の授乳体験に焦点をあてた母乳育児の確立

◆◆ 平成30(2018)年度 特別研究(修士論文) ◆◆

  • 自死遺族のグリーフワークを阻害する「二次的傷つき体験」の実態
  • 患者の家族の語りより見出されたアルツハイマー型認知症の早期受診の障壁要因
  • 認知症高齢者への退院支援に向けた残存能力を活かした援助と家族との調整
    ― 認知症看護認定看護師の行う専門的看護実践から ―
  • がんの実父母を勤務する病院で亡くした看護師の体験
  • 女子学生の子宮頸がん検診受診行動ステージと子宮頸がん・子宮頸がん検診の知識および認識の関連
  • 女子大学生の食生活行動と母性意識および体型の自己評価との関連
  • 帝王切開で出産した褥婦にバースレビューを行う助産師の認識と関わり方
  • 助産師が行う妊娠期における子ども虐待予防
    ~産科医療機関の取り組みが助産師の対応に与える影響~
  • 新人看護師と比較した新人助産師の入職後3か月と12か月のリアリティショック

◆◆ 平成29(2017)年度 特別研究(修士論文) ◆◆

  • 東日本大震災で被災した看護師のストレス反応とストレスコーピング
  • 重度な障がいのある子どもの母親が外の世界とつながるきっかけ-在宅での乳幼児期の子育て体験
  • 糖尿病がある患者の看護に携わる外来看護師の食事療法への支援~エビデンスの情報収集状況と支援状況との関連~
  • 新人看護師の首尾一貫感覚(sense of coherence)の実態とbig five 性格特性との関係
  • 終末期看護に対する看護教員の思い・考え
  • 学生のコンドーム使用の自己効力感と性行動の関連
  • 妊娠中の母親の母乳育児への意思とIIFAS-J(日本語版Iowa Infant Feeding Attitude Scale)の関連
  • 男性間性交渉者のHIV抗体検査の受検行動に影響する要因~受検行動の過程に焦点をあてて~
  • 0歳児を保育施設へ預ける母親の入所・入園後の栄養法選択に影響している要因

◆◆ 平成29(2017)年度 課題研究(特定の課題についての研究の成果) ◆◆

  • 国内のがん看護における倫理的問題やジレンマの対処の実際
  • 国内におけるがんサバイバーの性とセクシュアリティに関する看護研究の動向
  • がん患者の家族を支援する看護師が抱く困難に関する文献検討

◆◆ 平成28(2016)年度 特別研究(修士論文) ◆◆

  • 家庭で実施される初経教育の実態-母親が初経教育を実施するにあたり参考にしたことと困難時の解決方法に焦点をあてて-
  • 保健師が認識する産後の母親による乳幼児虐待のリスク要因
  • 東日本大震災の被災当初と復興期における統合失調症患者を抱える被災家族の地域生活を送る上での困難性の実態
  • 冠動脈バイパス術を受けた中年期患者に対する職場復帰支援-急性期病院に勤務する中堅看護師の実践から-
  • 母親役割が看護師のキャリア形成に及ぼす影響-成人した子どもをもつ看護師への調査より-

◆◆ 平成28(2016)年度 課題研究(特定の課題についての研究の成果) ◆◆

  • 高年初産婦の産後4か月までの母親としての経験
  • 母乳育児を希望する母親が自立するまでの産後3カ月間の体験-母乳育児に関するサポートの変化-
  • 夫とのコミュニケーションに対する里帰り中の妻のニーズ
  • 産褥早期にバースレビューを実施した褥婦の1カ月後の出産体験の受け止め方の変化

「特別研究(修士論文)」と「課題研究(特定の課題についての研究の成果)」の違いは、「特別研究」が先行研究の調査、独創的な中心課題の設定、関連資料の収集など学術的な研究が求められるのに対し、「課題研究」は実学的な側面を重視し、学生本人の業務内容に関連した身近な素材や収集したデータなどの問題を主題とした事例研究が中心となります。本大学院では高度実践看護師(専門看護師)の養成課程の学生が「課題研究(特定の課題についての研究の成果)」、それ以外の学生は「特別研究(修士論文)」としています。

大学院設置基準 (修士課程の修了要件)
第十六条 修士課程の修了の要件は、大学院に二年(二年以外の標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限)以上在学し、三十単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該修士課程の目的に応じ、当該大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、大学院に一年以上在学すれば足りるものとする。