財産目録・財務諸表
平成30年度決算の概要
日本赤十字秋田看護大学
・資金収支計算書
収入は退職給与引当特定資産取崩収入28百万円の発生、預り金受入収入の予算対比34百万円増などにより「その他の収入」が予算比71百万円の増となったこと、また、主に大学分と合わせて受取った秋田県補助金の短大分60百万円の未払金による内部取引71百万円の増などにより、予算比149百万円の増となりました。支出は、併設短大への平成29年度分未払金の送金が予算比45百万円の増となった一方、教育研究経費支出の予算比△40百万円の減、期末未払金の予算比32百万円の増による資金支出調整勘定の△29百万円の減などにより、結果として次年度に繰越す支払資金は予算対比196百万円増の424百万円となりました。
・事業活動収支計算書
学納金の予算比13百万円の増や内部取引が予算比10百万円の増となったことなどにより教育活動収入が予算比19百万円の増となったこと、また、教育活動支出では、併設短大への平成29年度分未払金の送金が予算比45百万円の増となった一方、人件費、教育研究経費、管理経費とも予算を大幅に下回ったため、教育活動収支差額は△53百万円の支出超過予算でしたが、4百万円の収入超過となりました。基本金組入前当年度収支差額も4百万円となり、基本金組入額△123万円を経て、当年度収支差額は予算額△190百万円のところ、△119百万円の支出超過となりました。
・貸借対照表
平成30年度末における資産合計は2,718百万円となりましたが、法人内の未収入金を示す、資産勘定の内部取引△350百万円を加味すると、前年度末に比べ92百万円の増加となりました。なお、必要な特定資産の組入れは満額行われております。
日本赤十字秋田短期大学
・資金収支計算書
施設設備整備引当特定資産取崩収入72百万円の計上、平成29年度併設大学からの未収金入金63百万円などにより、内部取引が予算比57百万円の増となったことなどから、収入の部合計は706百万円で、予算対比103百万円の増となりました。支出は、併設大学が受取った秋田県補助金の短大分60百万円の未収金などによる内部取引67百万円の増などで、結果、次年度に繰越す支払資金は397百万円となりました。
・事業活動収支計算書
併設大学からの平成29年度未収金入金63百万円などにより、内部取引収入が予算比45百万円増となり、教育活動収入計は34百万円の増となりました。また、事業活動支出においても教育研究経費が予算比△13百万円の減となったため、結果として、経常収支差額は△52百万円の支出超過予算でしたが、支出超過額は△1百万円未満に抑えられました。昨年度に引き続き、当該年度においても固定資産の取得高より除却高が上回ったため、基本金組入の計上はなく、当年度収支差額は予算額△46百万円のところ、△1百万円の支出超過となりました。前年度繰越収支差額338百万円、基本金取崩額66百万円と合わせ、翌年度繰越収支差額は予算比112百万円増の404百万円となりました。
・貸借対照表
平成30年度末における資産合計は5,918百万円で、法人内の未収入金を示す、資産勘定の内部取引△60百万円を加味すると、5,979百万円となり、前年度末の7百万円の増加となりました。なお、必要な特定資産の組入れは満額行われております。