IR推進室の設置

日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学では、大学の運営に関し戦略的な意思決定や計画策定等を支援するため、専任の教職員を配置し、本学及び学外に関する学修時間・教育の成果等を含む各種IR(Institutional Research)情報の収集、蓄積、管理及び分析を行うとともに、教育研究活動の改善に必要なIR情報を学内外へ提供することを目的とする「IR推進室」を、平成31年4月より設置しています。

IR: Institutional Research (インスティテューショナル リサーチ) 高等教育機関において、機関に関する情報の調査及び分析を実施する機能又は部門。機関情報を一元的に収集、分析する事で、機関が計画立案、政策形成、意思決定を円滑に行うことを可能とさせる。また、必要に応じて内外に対し機関情報の提供を行う。(独)大学改革支援・学位授与機構「高等教育に関する質保証関係用語集(第4版)」より

IR推進室の位置づけ

IR推進室は、学長直属の組織として位置づけられています。 →組織図

IR推進室の所掌事項

IR推進室は、次に掲げる事項を所掌しています。
  1. 本学の経営及び教育研究活動に係るIR情報の収集、調査、蓄積、分析及び活用の総括に関すること。
  2. 本学の経営及び教育研究活動に係る指標及び分析手法等の開発に関すること。
  3. 本学の自己点検・評価の実施に必要な情報の把握、調査の実施及び各委員会等への情報の提供に関すること。
  4. データベースの構築に関すること。
  5. 学内外へのIR情報の公表に関すること。
  6. IR学生調査の企画・立案及び実施に関すること。
  7. その他IR情報に関し学長が必要と認める事項

IR推進室の体制

IR推進室の体制は、次のとおりです。
  1. IR推進室は、教員及び職員若干名で組織し、学長がこれを任命する。
  2. IR推進室に室長を置き、室長は学長が任命する。
  3. IR推進室に、前条各号に規定する業務を通常業務として担当する専任の教職員を1名以上配置する。専任の教職員は、学長が任命する。
  4. 室員の任期は2年とし、再任を妨げない。
  5. 室員が任期途中で交代する場合には、後任の室員の任期は、前任者の残任期間とする。

IR情報を利用した教育課程の適切性に関する検証

日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学では平成31年度より、学長を中心とした、学部長、学科長及び専門的な支援スタッフ等からなる全学的な教学マネジメントの体制において、IR情報を利用した教育課程の適切性等についての検証を行っています。

IR推進室

日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学では、学生に対する調査結果を「IR調査報告書」として取りまとめ、公表しています。日本赤十字秋田看護大学の学生調査結果は、全国の国公私立60大学が会員校として加盟する一般社団法人大学IRコンソーシアム が企画し、会員校の大学が実施した学生調査を元にして作成され、学習プロセスの間接アセスメントとして利用することができます。

日本赤十字秋田看護大学 基礎集計結果

日本赤十字秋田看護大学 IR調査報告書

日本赤十字秋田短期大学 IR調査報告書

大学IRコンソーシアム学生調査

令和5年度 IR推進室 構成員

  • 看護学部   教授  阿部範子
  • 看護学部   講師  佐藤考司(室長)
  • 看護学部   助手  金谷優輝
  • 介護福祉学科 准教授 藤沢緑子
  • 事務局学務課 主事  佐藤陽介