新しい自分をみつけ、より生きがいのある人生をおくりたいと考えている皆様に向けて様々な学びの場を提供しています。

令和6年度は、8月24日(土)を皮切りに計6回の講座を予定しております。

ご関心のある方は、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

・公開講座の受付は開始時間の30分前になります。

・参加料は無料です。

<第1回>

■テーマ  「過去の災害から地域防災を考える ~新しい防災のススメ~」

■日 時  令和6年8月24日(土)13:00~16:00

■場 所  日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学 152講義室

■講 師  及川 真一 氏(日本赤十字秋田短期大学 介護福祉学科 講師)

■講座の概要

 想定を超える災害が発生した場合、自ら能動的にアクションを起こしていけることが知識を身に付けること以上に極めて重要です。防災を「特殊なもの」と考えるのではなく、「あたりまえのこと」、「普通のこと」として考えることが大切です。過去に対応してきた災害支援の解説と住民向けに展開してきた防災教育について演習を通じてお伝えいたします。
 演習は体育館で行います。動きやすい、汚れてもよい服装でご参加ください。

<第2回>

■テーマ  「災害ごとに変遷するDMAT活動」

■日 時  令和6年9月7日(土)13:00~14:00

■場 所  日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学 152講義室

■講 師  大村 範幸 氏(秋田赤十字病院 救命救急センター長)

■講座の概要

 災害時に迅速に医療支援を行うDMATは、1995年の阪神・淡路大震災を教訓に「がれきの下の医療」として誕生しました。しかし、その後発生する災害は種類も状況も様々であり、支援のルーチンは存在せず、実際の活動は失敗と苦悩の繰り返しです。それでも被災者のニーズにこたえられるよう、少しずつ進歩していくDMATの活動をご紹介します。

<第3回>

■テーマ  「災害時のこころのケア ~日本赤十字社の心理社会的支援~」

■日 時  令和6年9月28日(土)13:00~14:00

■場 所  日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学 152講義室

■講 師  齋藤 和樹 氏(日本赤十字秋田看護大学 看護学部看護学科 准教授)

■講座の概要

 日本赤十字社(日赤)では、災害救護活動の一環として国際規準に沿った「こころのケア(心理社会的支援)」を行っています。この「こころのケア」は、専門的なカウンセリングを行うことではありません。少し研修を受ければ、誰でもできる人道的支援です。こころのケアは、被災者のみならず、救援者・支援者にも必要です。能登半島地震に派遣された経験も含めて、日赤が行っているこころのケアについてお話します。

<第4回>

■テーマ  「被災者支援のこれまでとこれから ~能登半島地震を通して考える~」

■日 時  令和6年10月11日(金)18:00~19:30

■場 所  日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学 152講義室

■講 師  新川 泰道 氏(ビハーラ秋田 曹洞宗 宝昌寺 住職)

■講座の概要

 元旦に発生した能登半島地震は、甚大な被害に加えて地理的条件や道路の損壊、寒さや雪、長引く断水など悪条件が重なり、近年でも困窮度の高い災害にもかかわらず、その支援には遅れや乏しさを感じます。昨年は秋田県内各地も豪雨災害で甚大な被害を受け、県外から多くの団体・個人が秋田まで足を運んでいただき、猛暑の中で懸命な支援活動に尽力してくれました。その恩返し、恩送りの気持ちと共に、「能登の現実は日本全体の過疎化・高齢化した地方の現実」との危機感も抱きつつ、これからの災害対応について考えていきたいと思います。

<第5回>

■テーマ  「放浪するWHO医師、ウイルスと出会う」

■日 時  令和6年10月25日(金)18:00~19:00

■場 所  日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学 152講義室

■講 師  遠田 耕平 氏(秋田赤十字病院 予防接種センター長)

■講座の概要

 ウイルスは生命の大先輩である。30億年前に地球上に現れ、あらゆる生命と共生している。ほんの30万年前に出現した人類がその全貌を知る由もない。やっとウイルスの姿を見ることができたのはほんの100年前。新たに出会うウイルスと人類はこれからどう向き合うのか?しばし、とりとめのない放浪の旅にお付き合いいただけるなら幸い。

<第6回>

■テーマ  「認知症マフを学ぶ・つくる会 2024」

■日 時  令和7年3月頃

■詳細、申込方法について決まり次第、ホームページ等でご案内いたします。

■講座の概要

 今、認知症のある高齢者の方へ毛糸で筒状に編んだもの(認知症マフ) を用いて癒すケアが広がっています。 昨年に引き続き、実践例をもとにマフについてわかりやすくお伝えし、また、実際にマフづくりも行います。認知症のケアを知りたい、誰かの役に立ちたい、ボランティアをしたい方への講座です。

お申し込み方法

エントリーフォームもしくは電話・FAX・メールにてお申込みください。

 電話またはメールでお申し込みの際は、以下の項目をお知らせください。

 ①お名前

 ②フリガナ

 ②参加希望講座

 ③電話番号

 ④メールアドレス

 ⑤ご住所(※後日修了証を郵送する場合に必要となります。)

■申込締切:開催日の1週間前まで

■お申し込み先:

 電話▸018-829-3023

 FAX ▸018-829-3030

 メールアドレス▸koukaikouza@rcakita.ac.jp

■担当者:総務課 渡部・浅利

過去の開催内容

開講年度 講 座 名
令和5(2023)年度

令和5年9月18日(月・祝)「女性を応援する人たちが女の子の未来を後押しする」
令和5年9月28日(金)「人類と共存するウイルス『WHO医師のアジア放浪記』」
令和5年10月6日(金)「災害時に宗教者としてかかわった体験からの平時の備え」
令和5年10月13日(金)「災害時における赤十字の(心理社会的支援)」
令和5年11月7日(火)「看護師・介護士のキャリアデザインについて ~長く働き続けるために自分のキャリアを考える~」
令和6年3月16日(土)「認知症マフを学ぶ・つくる会」

令和4(2022)年度

令和4年9月29日(木)「戦争のルールから見る世界 -ウクライナ戦争と現代社会-」
令和4年10月21日(金)「ウイルスと共存してきた人類 -感じる感染症学 序章-」
令和4年12月13日(火)「自分事になりにくい男性側から見た不妊症 -不妊症原因の約50%が男性の時代の心のケア-」

令和3(2021)年度

令和3年9月17日(金)・18日(土)・25日(土) 「新しい防災のすすめ」(YouTube配信)
令和4年1月5日(水)~2月28日(月) 「秋田の未来を考える いのちを育むプレコンセプションケア」(YouTube配信)

令和2(2020)年度

開催を中止させていただきました。

令和元(2019)年度
  • 令和元年8月30日(金)認知症を抱えた人たちへの食支援
    軽度認知障害(MCI)のある一人暮らしの高齢者が在宅でその人らしく暮らすために
  • 令和元年9月20日(金)
    親子のコミュニケーションとアンガーマネジメント
  • 令和元年10月26日(土)
    赤十字よもやま話~”眼から鱗”の歴史と現実~
  • 令和元年11月23日(土)
    放射線の健康影響に関するセミナー
    ①放射線の基礎と健康影響、食品の安全性について
    ②リスクコミュニケーションについて考える
平成30(2018)年度

平成30年7月22日(日) ゆらぎ世代の心身の変化と健康
平成30年9月7日(金) 転ばぬ先の介護の知識~大切な家族を介護するために~
平成30年10月5日(金)対人援助職とアンガーマネジメント~自分の感情と上手くつき合うために~

平成29(2017)年度

一般市民の皆さまを対象とする「公開講座Ⅰ」
平成29年8月4日(金)日常生活の見直しから始める認知症予防~水分について~
平成29年9月1日(金)日常生活の見直しから始める認知症予防~食事・運動について~

介護・看護専門職者の皆さまを対象とする「公開講座Ⅱ」
平成29年8月23日(水)生活習慣の悪化から考える認知症の悪化防止

平成28(2016)年度 [公開講座Ⅰ]
テーマ「がん看護の現在(いま)」
平成28年10月7日(金)17:30~19:00
[公開講座Ⅱ]
テーマ「身近な人が認知症になったら~認知症になっても安心して暮らせる地域を目指して~」
(配付資料)
平成29年3月 3日(金)16:00~17:30
平成29年3月18日(土)10:00~12:00
平成27(2015)年度 日 時 平成28年3月19日(土)13:30~16:00
テーマ 身近な人が認知症になったら
~認知症の介護・看護を考えよう~
会 場 152講義室
平成26(2014)年度 テーマ:3.11を忘れない。
災害から命を守るために「高めよう!防災意識」
~秋田県における赤十字災害救護訓練の報告~
開催日時 平成27年3月8日(日)13:00~15:00
会  場 カレッジプラザ
平成25(2013)年度 テーマ:「3.11 を忘れない。」
東日本大震災時の石巻赤十字病院の対応を教訓に。
開催日時 平成26年3月15日(土)10:00~12:00
会  場 カレッジプラザ
平成24(2012)年度 ・第1回 AED講習
・第2回 被災者・高齢者の健康保持、サバイバル技術
平成23(2011)年度 ・災害看護「東日本大震災での救援活動実践者の体験から」
・本学の教育の特色(PBL・介護課程)
平成22(2010)年度 ・赤十字学生の特徴的教育とは
・被災者のこころのケアと教授の技
平成21(2009)年度 赤十字を理解し、いのちを大切にする「こころと技」