建学の精神

赤十字の看護は、赤十字の基本原則である人道、公平、中立、独立、奉仕、単一、世界性を基調とし、国際的な視野に立って人々の生命を守り、個人の尊厳と権利を尊重する。その看護活動は、国籍、人種、信条及び政治的、社会的立場の如何を問わずに、対象となる人々の健康レベルに応じて健康上の問題を解決することである。日本赤十字秋田看護大学の「建学の精神」は、世界的な人道機関としての赤十字の理念を基調とした「人道:Humanity」を大原則とする。

教育理念・目的
日本赤十字秋田看護大学は、赤十字の理想とする人道の理念に基づき、個人の尊厳を尊重する豊かな人間性を培い、広く知識を授けるととともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用能力を展開させることによって、国内外の保健・医療・福祉の分野で幅広く活躍できる有能な人材を育成し、看護学の発展及び人類の福祉の向上に寄与することを目的とする。
教育目標
教育目的を達成するために、以下の教育目標を掲げる。
  1. 生命を守り、人の尊厳と権利を尊重して行動できる豊かな人間性を養う。
  2. 看護の専門的知識と技術を修得し、科学的な根拠に基づいた適切な判断と解決ができる能力を養う。
  3. 他の専門職と連携・協力し、地域社会の保健・医療・福祉の向上に寄与できる資質を養う。
  4. 看護を体系的にとらえ、看護の諸現象を科学的に探求できる姿勢を養う。
  5. 自己成長を目指すとともに生涯学習を継続し、社会の変化に対応できる能力を養う。
  6. 看護を国際的視野でとらえ、広く社会に貢献できる能力を養う。