写真:Cさん

子どたちの輝く笑顔が、全ての原動力。

養護教諭 大仙市立横堀小学校

Cさん

日本赤十字秋田看護大学 看護学部を2017年3月に卒業後
北海道教育大学養護教諭特別別科へ進学し、養護教諭一種免許状を取得。2018年4月より現職。

看護師志望から養護教諭の道へ

当初は看護師を志望していました。私の母が看護師で、仕事をしている姿を小さい頃から見て育ったため同じ道を目指す気持ちでした。在学中の実習で子どもたちとかかわる機会があり、自分に向いているのは養護教諭なのでは?と思い4年生の夏に急遽進路を変えました。やはり子どもが好きだということが一番の理由です。

一人ひとりの心身に寄り添う仕事

養護教諭として勤務3年目になります。児童数が100名余りの朗らかであたたかい小学校です。のびのびと学び遊べる環境の中で、子どもたちは思いがけない怪我や体調不良などで保健室に足を運んできます。その際の適切な応急処置や症状が治るまでベッドで休ませたりすることなど、臨機応変に対応することが求められます。安心して学校生活が送れるように児童の体調面だけではなく精神面との両方でサポートすることが大きな役割です。

子どもたちと共に日々成長

「保健室の先生」いわゆる養護教諭の仕事はとても奥深く、子どもたちから学ぶことが多々あります。小学生の高学年になると悩みの相談が増えたりするなど、メンタル面のケアも大切な役割だと痛感します。子どもたちの話を最後まで聞き、丁寧に受け止めて私なりのアドバイスをしています。答えは一つでは無いというところがこの仕事の奥深さでもあり、私自身も一日一歩前進の毎日です。現状に満足することなく、常に向上心をもって歩んでいきたいと思います。

写真:Tさん

地域の人々の健康づくりをサポート。

保健師 秋田地域振興局 福祉環境部

Tさん

日本赤十字秋田看護大学 看護学部を2018年3月卒業

憧れだった保健師という職業

高校生の頃から保健師という仕事に憧れていました。生まれ育った秋田県で働き、地域に貢献したいという思いが強かったため、県の保健師として県民の方々の健康の維持・増進に向けた取組みに携わりたいと思い選択しました。現在は主に歯科保健やエイズ検査、難病に関する業務を担当しています。保健師として2年目となり職場の先輩から指導を受けながら、研修会等の事業の企画・運営、検査の実施や普及・啓発を行っています。

求められるコミュニケーションスキル

保健師の業務は事務から対人まで多岐に渡ります。幅広い年齢層の住民や関係機関職員との関係作りが重要で、コミュニケーション能力が求められる場面が多いと感じます。一人ひとりと向き合う姿勢や関わり方などは、学生時代の実習で実際に患者さんや住民の方々との触れ合いから学んだことがとても活かされています。対象となる方々のことを第一に考えた事業の企画・運営と、一人ひとりに寄り添った声かけができる保健師になることが目標です。