Q.社会福祉士と介護福祉士の違いって?
A.どちらも国家資格の専門職であり、生活の支援を行いますが、役割が異なっています。介護福祉士は、身体上または精神上の障害があることにより、日常生活に支援を必要とする人へ、食事や排せつの介護、レクリエーション活動など、さまざまな支援を行います。一方、社会福祉士は、そうした日常生活に支援を必要とする人や環境上の理由により日常生活に支援を必要とする人の福祉に関する相談に応じて、指導や助言、福祉サービス提供者などとの連絡調整などを行います。
Q.社会福祉主事任用資格とは?
A.社会福祉主事は、福祉の法律に基づいて各種行政機関で保護・援助を必要とする人のために相談・援助の業務を行う人のことを指します。任用資格は、実際の業務に就いた時に初めて名乗ることができる資格です。福祉を勉強してきたという基準になり、福祉施設においては、生活相談員として働く場合に有用な資格といえます。
Q.国家試験の合格実績を教えてください。
A.介護福祉士の合格実績は次のとおりです。
第32回介護福祉士国家試験
  本学受験者数 本学合格者数 本学合格率 全国平均合格率
全体(新卒者) 18名 18名 100% 69.9%

〈参考〉介護福祉士養成施設出身者の全国平均合格率は80.0%でした。

Q.四年制大学に編入することができますか?
A.編入学を行うことで、さらに未来は広がります。卒業後さらに深く介護福祉、社会福祉について学びたい学生は、四年制大学への編入が可能です。四年制大学では、社会福祉士受験資格、 精神保健福祉士受験資格といった福祉専門職の資格取得を目指すこともできます。 編入学を支援するために、進学ガイダンス、個別相談を実施しています。
Q.介護福祉の短期大学と専門学校との大きな違いは何ですか?
A.専門学校は実践的・実務的な専門教育が中心となりますが、短期大学(短大)は職業や実際の生活に必要な能力を育成することと同時に、大学と同じように幅広い教養を身につけることを目指す高等教育機関です。どちらも通常2年間で介護福祉士の国家試験受験資格を目指します。また、短大では国(文部科学大臣)の定める基準を満たす必要があり、学生が学習するための施設や環境等の整備(「図書館」の設置など)や教室などの面積、成績評価基準等の明示、担当教員に専門資格の外に大学院での学位保有を求めるなど、より高いレベルが求められます。