医療的ケア

介護保険法等の一部改正により、介護福祉士がその業務として喀痰吸引などの「医療的ケア」を行うことが可能となったことから、介護福祉士養成施設の養成課程において教育が必要となりました。

本学では、1年次後期〜2年次に「医療的ケアの基礎」を開講しています。医療職との連携のもとで、安全・適切に喀痰吸引や経管栄養を実施できるよう「講義」「演習」を通して必要な知識・技術を習得することを目的としています。

 「実地研修」も必要となりますが、本学では「講義」「演習」のみとし、卒業後に「実地研修」を行った後に心身の状況に応じた介護として実施していきます。

介護過程

介護過程とは、介護を必要とする人の「よりよい生活」「よりよい人生」を支援するために、介護上の課題を達成して行くプロセスであり、専門知識を活用した「客観的」「科学的」な思考過程のことです。専門的支援技術を発揮するには「根拠」が求められます。そうぞう(想像・創造)性を養い介護福祉士としての資質を高めていく科目です。

生活支援技術Ⅳ

私たちが普段何気なく過ごしている毎日の生活は、これまでの習慣や価値観をもとに形成され、その生活行為は一人ひとり異なります。そのため、介護を必要とする方が尊厳をもって自分らしく生活できるように支援するための考え方や技法を身につけることがとても大切です。本科目では、講義や演習を通して、入浴・清潔保持、排泄に関する基本的な知識について理解し、自立に向けた支援方法を習得していきます。

レクリエーション活動援助法

自分らしさを発揮したり友人と笑い合ったり、生活に生きがいや楽しみを持つことはとても大切なことです。介護が必要な方にも日々楽しさや喜びを感じ、充実した生活を送っていただけるようレクリエーションの支援を行います。本科目では対象となる方 に対し、さまざまなレクリエーションを展開できるよう実践を通して学んでいきます。

卒業課題研究

介護福祉士に必要な研究的態度や能力を修得するために行われる授業です。2年次初めに学生が研究テーマを設定し、担当教員の指導のもとで研究に取り組みます。取り組みたいテーマが共通する学生同士がグループ研究を行うこともあります。卒業課題研究発表会では全員が研究結果を発表します。

2年間で450時間の充実した介護実習

介護福祉活動は、人間関係を基盤に対象となる人の生活権を守る実践活動です。したがって、介護福祉士の育成には、学内で学習する理論、演習はもとより、さまざまな領域で活動している福祉関係者を通して理論と実践を統合化する体験学習(介護実習)の組み合わせが肝要です。介護福祉士の活動領域が多岐にわたっていることから、本学では450時間の介護実習を次の区分に分けて実施しています。

区分 施設種別 時期 日数
介護実習Ⅰ – A 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、障害者支援施設 1年次後期 5日間
介護実習Ⅰ – B 障害者支援施設、障害福祉サービス事業所 1年次後期 5日間
介護実習Ⅰ – C 認知症グループホーム 2年次前期 5日間
介護実習Ⅰ – D 訪問介護事業所 2年次前期 5日間
介護実習Ⅱ – 1 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、障害者支援施設 2年次前期 15日間
介護実習Ⅱ – 2 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、障害者支援施設 2年次前・後期 20日間

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