「気づき」「考え」「行動する」そして
“「生きる」を支える人になる”!
介護福祉学科 学科長
教授 湊 直司

本学は、 赤十字の教育施設では日本で唯一介護福祉士を養成している短期大学です。
赤十字の理念「人道」それを具体的な行動指針とした”「生きる」を支える人になる"。このことの実践は「気づき」「考え」「行動する」という本学の学びによってはじめて実を結ぶものです。
現代は、大きく変化を生じている様々な社会情勢にあって混沌とした価値観が蔓延しています。そのような中で、人の幸せを願い行動するという根源的な人の営みは教育という形を経ることにより、より確実なものヘと昇華していきます。
そもそも、人が人を支援するということの本質は何でしょうか。それは「人間の存在そのものといえるものであり、その根底には人間としての「ケアの欲求」(ケアしたい ・ケアされたい)がある」といわれています。人と人との関係性を士台に気遣いや配慮などの上に介護の実践があるのです。まさに「人道」という理念と介護福祉の価値は相通ずるものなのです。
介護福祉士という資格取得をめざし、さまざまな困難を抱える人々に寄り添う技術と知識と価値の修得は、支援を生業とする他の専門職における基盤となり得る価値の高い学びといえます。
本学で学修できることの幸せは、ほかに変えようのない充実した日々をもたらすことでしょう。心から入学をお待ちしております。